夏期信行期間を終えて  副教会長    

 7月末日で今年の夏季信行期間を無事終えることができました。今回の信行期間は信徒の皆さんにとっても私たち教会家族にとっても文字どおり大変な信行となりました。

 7月10日頃に二男がコロナウィルスに感染し、二次感染を防ぐため教会は開門していましたが、外からもお参りできるようにし、なるべく教会家族との接触を避けるような措置をとりました。教会長も私も後は神様にお任せして、ただただご祈念させていただき、とにかく消毒につとめました。ありがたいことに、教会長にも私にもうつることはなく、二男の10日程の療養のみで収束することになりました。

 そして二男の療養期間が終わった頃から、お広前の床の張替え工事が始まりました。工事の関係上、ご神前を封印させていただかなければならず、八足に小さな天地書附をお供えし、仮のご神前、仮のお結界でご用させていただきました。そして荷物の移動などでお広前を使わせていただいているため、お参りにはご不便をおかけしたことと思います。そんな状況の中、工事は着々と進ませていただいています。
 信行期間として願いをたて、こんなご不便のある中、お参りのおかげをいただかれた方々のお祈り、そしてお参りできなくてもご自宅でご祈念してくださった方々のお祈り添えのおかげで、日常とは違うこの信行期間を乗り越えさせていただいたのだと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 今思えば、二男のコロナ感染がもっと後になったり、家族にうつったりしていたら、予定通りに工事に入ることもできなかっただろうし、予定がどんどん遅くなっていったことだろうと思えば本当に大きなおかげをいただいたと思うわけです。
 
開教100年祭まであと100日を切ろうとしています。願いを一つにして「うれしく、たのしく、ありがたく」大きなおかげをいただきましょう。


 
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